仮想通貨

【仮想通貨】国内主要取扱通貨の特徴と1年間の成長率

2017年から2018年1月頭にかけて、仮想通貨は盛り上がりましたね。

今回は、「国内取引所で取扱のある通貨の特徴」と「2017年1月1日に購入していた場合、1年後にはどうなっていたのか!?」について考察してみました。

仮想通貨銘柄名前は分かるけどどういったものかまでは把握していないって方はサクッと読んで頂ければ多少は分かるようになると思いますよ!

ビットコイン(Bitcoin/BTC)とは?

おそらく一番名前を聞いたことがある有名な仮想通貨でしょう。まだそこまで知らない方であれば、「仮想通貨=Bitcoin(ビットコイン)」と勘違いしている人が多いのではないでしょうか。実は、仮想通貨というのは後述するアルトコイン(Bitcoin(ビットコイン)以外の仮想通貨と思ってください)も多々存在します。Bitcoin(ビットコイン)はすでに実用化されている仮想通貨で、Bitcoin(ビットコイン)で買い物ができるお店もかなり増えてきています。有名どころだとビックカメラですかね。

1年間の成長率は?

2017年1月1日に購入していた場合、2018年1月1日では14倍!

イーサリアム(Ethereum/ETH)とは?

Ethereum(イーサリアム)は、仮想通貨に触れたことのある方であれば聞いたことはあるのではないでしょうか。Bitcoin(ビットコイン)の次に有名な仮想通貨です。「スマートコントラクト」という、契約を自動で保存、実行するという機能を持っています。

スマートコントラクトとは?

Bitcoin(ビットコイン)では「AがBにお金を払った」というやり取りしか記載できませんが、Ethereum(イーサリアム)では「AがBにお金を払い、BはAに商品を渡す」という契約の定義を記載できます。契約を仲介人なしで完全自動で行えるのがスマートコントラクト、Ethereum(イーサリアム)の一番の特徴です。個人的にはこのスマートコントラクトが今後発展してくれば不動産などのやり取りにすごく影響してくるのではないかと思っています。

1年間の成長率は?

2017年1月1日に購入していた場合、2018年1月1日では86倍!

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)とは?

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)は、Ethereum(イーサリアム)からハードフォーク(分裂)して作られました。Ethereum(イーサリアム)と同じく「スマートコントラクト」の機能を持ちます。

1年間の成長率は?

2017年1月1日に購入していた場合、2018年1月1日では18倍!

Lisk(LSK)(リスク)とは?

Lisk(リスク)は、上述したEthereum(イーサリアム)と同様に「スマートコントラクト機能」があります。Ethereum(イーサリアム)と異なる点は、「サイドチェーン」と呼ばれるものがあります。サイドチェーンとはブロックチェーンの機能拡張を行う際にメインのブロックチェーンとは独立したブロックチェーンのことです。

ブロックチェーンとは?

そもそもブロックチェーンとは?って話ですが、日本語にすると分散型台帳と呼ばれており、「全取引が記録される台帳」と思ってください。このブロックチェーンという技術は仮想通貨だけでなく、従来の中央集権的な構造による問題点などを解決するために様々なプロジェクトが進められています。

1年間の成長率は?

2017年1月1日に購入していた場合、2018年1月1日では129倍!

Factom(FCT)(ファクトム)とは?

Factom(ファクトム)は、Bitcoin(ビットコイン)のようなデジタル通貨ではなく、電子データを記録するプラットフォームであり、データ改ざんができない電子記録を作成、管理する機能を持っています。Factom(ファクトム)を使った取引に関するデータの保護に優れているため、安全性の高い取引に適している仮想通貨の一つです。ちなみに、Fact(ファクト)とは「事実」という根源から来ています。

1年間の成長率は?

2017年1月1日に購入していた場合、2018年1月1日では14倍!

Monero(XMR)(モネロ)とは?

Monero(モネロ)は、匿名性に特化している特徴のアルトコインです。取引ごとに記録される取引履歴を追いにくいため、守秘性の高い取引が可能です。逆に言えば、違法な取引に使われる可能性もあります。
※2018年6月18日から国内では取引できなくなりました。

1年間の成長率は?

2017年1月1日に購入していた場合、2018年1月1日では23倍!

Augur (REP)(オーガー)とは?

Augur(オーガー)は、「未来を予想して、その結果が正しければお金を得る」というある意味ギャンブルのような仮想通貨です。略称がREPの理由はReputation(評判)からだそうです。僕は略称がREPなのでRipple(リップル)だと思って買ったことがあります。笑
※2018年6月18日から国内では取引できなくなりました。

1年間の成長率は?

2017年1月1日に購入していた場合、2018年1月1日では16倍!

Ripple(XRP)(リップル)とは?

Ripple(リップル)は、あのグーグル(Google)が出資したり、三菱UFJ銀行「両替・国際送金に適した仮想通貨」です。すべての仮想通貨と両替可能になることを目指しており、最近ではマネーグラムと提携し送金テストも行われています。個人的には一番実用性を感じます。

1年間の成長率は?

2017年1月1日に購入していた場合、2018年1月1日では273倍!

Zcash(ZEC)(ゼットキャッシュ)とは?

Zcash(ゼットキャッシュ)は、先ほどご紹介したMonero(モネロ)と同じように、匿名性に優れた仮想通貨です。逆に言うと、危ない事などにも使われる可能性がある仮想通貨とも言われているのです。コインチェック(coincheck)が国への申請に通らなかったのはZcashの取り扱いがあったからという声も、今現在は前向きな方向で検討されている様です。
※2018年6月18日から国内では取引できなくなりました。

1年間の成長率は?

2017年1月1日に購入していた場合、2018年1月1日では12倍!

NEM(XEM)(ネム/ゼム)とは?

NEM(ネム)の特徴は、Bitcoin(ビットコイン)第二世代のような性能をもつ非常に汎用性の高い仮想通貨です。NEM(ネム)の開発チームに日本人が関わっているため、名が広がったと思われます。NEM(XEM)はコミュニティでの交流やサービスが活発な仮想通貨の銘柄のひとつです。最近では「NEM BAR」というNEM(XEM)等を利用して決済可能なBARが渋谷に開店したそうですので、一度は行ってみようと思います。会社からも近いのでその時また改めて感想を。

2月2日現在、コインチェックNEM盗難事件により有名になってしまいましたが、通貨としては優秀だと考えます。なぜか?それは、NEM(ネム)にはカタパルトという超大型アップデートが待ち構えているからです。唯でさえ高性能のNEM(ネム)が全コインの中でもトップクラスにまで究極進化します。カタパルトNEMがどう凄いのかというのを「処理スピード」で比較してみます。

1秒あたり処理可能件数

Bitcoin(ビットコイン):14件/秒
Ethereum(イーサリアム):15件/秒
Ripple(リップル):1500件/秒

カタパルトNEM:4000件/秒

いかがでしょうか。あのRipple(リップル)すらも凌駕する事になり得ます。しかし、カタパルト実装の日程詳細は未定で、公式では2018年に実装と発表されているので期待しています。

1年間の成長率は?

2017年1月1日に購入していた場合、2018年1月1日では240倍!

ちなみに、NEM(ネム)を購入するのは、Zaif(ザイフ)という別の国内取引所が手数料も安く購入できます。Zaifは自動積立サービスもやっており、僕も利用していますよ。

【仮想通貨取引所】Zaif(ザイフ)で1000円から仮想通貨の積立が出来る!?

Litecoin(LTC)(ライトコイン)とは?

Litecoin(ライトコイン)も、Bitcoin(ビットコイン)の改良版のような通貨です。Bitcoin(ビットコイン)との違いは、流通量がLitecoin(ライトコイン)の方が多く、より取引しやすい仮想通貨という位置付けになっています。また、始めてライトニングネットワークに成功したり、アトミックスワップにも成功したコインでもあります。

ライトニングネットワークとは?

簡単に言うと、少額取引を可能にし、手数料を安くすることができるということです。ブロックチェーン以外の場所でも送金することができるそうです。

アトミックスワップとは?

こちらも簡単に言うと、仮想通貨同士を交換することが出来る仕組みです。例えば、Bitcoin(ビットコイン)からLitecoin(ライトコイン)にスワップして支払などを行ったあとに再度Bitcoin(ビットコイン)に戻すというような使い方が出来る様になるということです。

1年間の成長率は?

2017年1月1日に購入していた場合、2018年1月1日では49倍!

Dash(DASH)(ダッシュ)とは?

Dash(ダッシュ)も、匿名性の高さが大きな特徴です。また、「インスタントセンド」または「ダークセンド」(単に勉強不足です。)という高速決済が可能な仕組みも導入しているので、より早く取引ができる可能性がある仮想通貨です。
※2018年6月18日から国内では取引できなくなりました。

1年間の成長率は?

2017年1月1日に購入していた場合、2018年1月1日では84倍!

Bitcoin Cash(BCH)(ビットコインキャッシュ)とは?

Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)とは、Bitcoin(ビットコイン)から2017年8月1日にハードフォーク(分裂)して生まれた仮想通貨です。Bitcoin(ビットコイン)の取引量が増え、Bitcoin(ビットコイン)の取引スピードの低下等が問題となり、それを解消しようと誕生しました。Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)ですが、やはり本家の影響は受けるのでBitcoin(ビットコイン)が上がればBitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)も上がるだろうと予測できますが、本家と同じぐらいの価値まで安定するのでは?という話もあります。

1年間の成長率は?

2017年8月1日に購入していた場合、2018年8月23日時点では0.67倍

おわりに

いかがでしたでしょうか。僕も改めて調べたりしたのですが、一つ一つの仮想通貨の情報が半端なくありますので、まとめながら勉強になりました。あくまでも、仮想通貨投資は自己責任でやってくださいね。

読んでいただきありがとうございました◎

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