突然ですが、FXにおけるスワップ投資ってご存知でしょうか。
FXでは、2国間の金利差から生じる「スワップポイント」と呼ばれる金利収入(不労所得)のようなものがあります。
高金利通貨を買ったときのスワップポイントは以下の通りになります。
【2019年4月14日時点】
トルコリラ
9.75% ー 日本(0.1%) =9.65%(前月比-1.00%)
メキシコペソ
6.50% ー 日本(0.1%) =6.40%(前月比−0.50%)
南アフリカランド
5.25% ー 日本(0.1%) =5.15%(前月比−1.00%)
参考:外為どっとコム
スワップポイントを目的とした投資法をスワップ投資と呼び、スワップ投資では誰でも簡単にお金のなる木(不労所得)を作ることが出来るんです。
スワップ投資で注目されているのはスワップポイントの高いトルコリラや、南アフリカランド、メキシコペソといった高金利通貨と呼ばれる通貨です。
私は2018年7月からスワップポイントの高さが魅力のトルコリラと南アフリカランドによる積立FXをはじめました。
- 実際に21ヶ月運用した実績
- 管理人(私:かっしー)の運用方法
結論から先に言うと、今月の運用実績は下記の通りでした。
【建玉数量】
ZAR/YEN 11万通貨(前月比-1万)
TRY/YEN 5.7万通貨(前月比+0.8万)
【スワップ合計】
167,551円(前月比+14,201円)
※2か月分
私がどのようにリスクを抑えてお金のなる木(不労所得)を作り出しているのか、今月の運用実績を踏まえて説明していきます。
積立FX21か月目(4月14日時点)の運用実績
スワップ目的の積立FXを開始してから4月14日時点で
スワップポイント合計が167,551円となっています。
評価損<<<スワップポイント合計となるのが理想です!
前回の記事(【スワップ投資】積立FXで不労所得19ヶ月目運用報告:現在の建玉120,000ZARと49,000TRY)報告時のスワップポイント合計は153,350円でしたので2ヶ月で14,201円貰えてますね!
20か月目がないのは1か月分のデータ取り忘れです(; ・`д・´)
ZAR保有数 | TRY保有数 | 月スワップ | 累計スワップ | |
---|---|---|---|---|
2019年 11月26日 |
110,000 | 43,000 | 9,337円 | 129,712円 |
2020年 1月9日 |
110,000 | 46,000 | 13,199円 | 142,911円 |
2020年 2月16日 |
110,000 | 49,000 | 10,439円 | 153,350円 |
2020年 4月14日 |
110,000 | 57,000 | ※14,201円 | 167,551円 |
※2月17日~4月14日間の約2か月分計算です
政策金利がどんどん下がってきていますが、それだけ安定した通貨になるんじゃないかと希望を持っておきますね…!笑
スワップ投資は、ロスカット(強制決済)されない限り、スワップポイントを受け取ることが出来るため、お金のなる木を育てていく感覚ですね。
毎月積立・複利運用で現在の建玉は110,000ZARと57,000TRY
SBIFXトレード口座の運用実績
またスワップが1万円溜まったため、16度目の複利運用をしました!
今回は価格が下がったので2,000TRY追加で。
3月の指値はいつ設定したか覚えていませんが、約定されちゃいました。
削除しておけばよかったです。
なので急遽6万円入金の6,000TRY追加と複利運用の2,000TRY追加で合計8,000TRY増えました。
ヒロセ通商口座の運用実績(終了)
ヒロセ通商のLIONFXで南アランドは撤退しました…。
お試し2万円ではじめて、結果17,000円ほどマイナスです。笑
ちゃんとルールに従って毎月積立していたら結果は変わっていたかもですが…。
タラれば言っててもしょうがないですからね!
単純に欲張り過ぎました( ゚Д゚)
スワップ投資目的でロスカットされるなんて目も当てられません…。
また落ち着いたら始めるかもしれません!!
保有数 | 月スワップ | 累計スワップ | |
---|---|---|---|
2019年 11月26日 |
10Lot | 435円 | 885円 |
2020年 1月9日 |
10Lot | 690円 | 1,575円 |
2020年 2月16日 |
10Lot | 555円 | 2,130円 |
~完~
平均約定価格について
今回の購入により、平均約定価格が以下のように変化しました。
ZAR/JPYは7.8445のまま
TRY/JPYは19.7468から19.3350
ZAR平均約定価格 | 前月比 | TRY平均約定価格 | 前月比 | |
---|---|---|---|---|
2019年 11月26日 |
7.8445 | ±0 | 19.8512円 | -0.0636円 |
2020年 1月9日 |
7.8445 | ±0 | 19.7468円 | -0.1044円 |
2020年 2月16日 |
7.8445 | ±0 | 19.6594円 | -0.0874円 |
2020年 4月14日 |
7.8445 | ±0 | 19.3350円 | -0.3244円 |
南アフリカランド(ZAR/JPY)は2019年9月にヒロセ通商で2万円分購入しましたが撤退。
SBIFX分の南アランドはプラスになったら一旦決済するかと思います。
トルコリラ(TRY/JPY)の平均約定価格は徐々に下がりつつありますね。
購入タイミングを分けて同じ金額で購入しているため、このような結果になります。
この方法は、ドルコスト平均法と呼ばれ、リスクを軽減するのに効果的な方法なので非常におすすめです。
出典:金融庁のHP
購入時のロスカットレートについて
2020年4月1日に4万円入金して購入した場合のロスカットレート計算をします。
購入時レートで1万南アフリカランド(ZAR)購入については、4.1円でロスカット。
同じく2,000トルコリラ(TRY)購入については、6.6円でロスカットになる計算です。
表の予算2万円で買える分は、SBIFXトレードで1通貨単位で運用しているよ!って方向け。
ロスカットレートを固定した際の購入できる枚数を表示しています。
【南アランド】4.5円までロスカットに耐えるには12,380ZARまでの購入はOK。
【トルコリラ】10円までロスカットに耐えるには3,010TRYまでの購入はOK。
という計算でやっています。
今までは南アフリカランドのロスカットレートを6円に設定していたので4.5円まで下げました。
もちろん、ロスカットレートの上下はご自分で設定していただいても構いません!
・・・が、レバレッジは高くても3~4倍、トルコリラの場合は2倍以内に収めるのが比較的安全に運用できるのではないかなと思います。
まあ、平均約定価格より下がっていれば買っていくつもりです。
FXでより安全に運用するにはレバレッジ1倍?
FXでより安全に運用したければ、レバレッジ1倍というレバレッジをかけない選択があります。
しかし、レバレッジ1倍だと時間はその分かかりますので、時間効率を上げる場合はレバレッジをかけたほうが良いということになります。
私はなるべく南アフリカランドは4倍以内、トルコリラは2倍以内になるよう運用しています!
※高金利通貨は不安定ですので、レバレッジ高めにすることは避けたいですね。
レバレッジ1倍についての記事も併せて読んでみてください。
積立FXの出口戦略は?
積立FXの出口戦略は毎月4万円の不労所得(スワップポイント)を作るまでに設定しています。
途中で為替差益がかなり出ていたら一度売却するかも知れません。
ちなみに、毎月4万円の不労所得(スワップポイント)を作れるようになるまで、当時(2018年7月)の予定では29ヶ月で達成でした。
※2020年4月時点で、政策金利が大きく下がったことにより必要期間は伸びました。
どういうことかと言いますと、例えばスワップポイントが1万円貯まりますよね。
そして、その1万円が貯まるごとに1,000TRYを購入するとしましょう。
表にすると赤文字のスワップ購入が複利運用で購入しているところです。
すると、10ヶ月後に毎月約1万円、18ヶ月後に毎月約2万円…29か月後には毎月約4万円のスワップポイントが入ってくる計算になります(為替差損益は除く)。
このまま29ヶ月スワップ投資をしていくと、毎月約4万円貯まりますので、ポケットマネーから4万円出さずに同じ枚数を購入出来ちゃいますよ?!
お金のなる木(不労所得)で得たお金で、またさらなるお金のなる木を作り出すことが出来るわけです。
この仕組が出来ちゃえば貰えるスワップポイントはどんどん増えていきます。
理論上は、毎月4万円のスワップ投資を約3年続けると毎月4万円の不労所得を作れます。
途中で政策金利が大きく変動があった場合には、また方法を考えます。
私は4万円を目標にしていますが、毎月1万円の不労所得でストップしても良いわけです。
金額設定は人それぞれ異なりますからね。
毎月4万円の不労所得を得る仕組みを作った後は、放ったらかしにして、証拠金維持率を引き上げ、ロスカットレートをひたすら下げた後に、再びポジションを増やしていくという方法もアリだなと思っています。
より確実に安全にスワップポイントを受け取る仕組みを作るわけです。
トルコリラのスワップを95円から60円に下方修正しました。
今から同じ条件ではじめたとすると、月4万円のスワップを得るために39か月かかりそうですね~。
2018年7月時点と比べるとだいぶ必要期間伸びちゃいました( ゚Д゚)
トルコリラのスワップを60円から30円に下方修正しました。(画像小さくてすみません)
今から同じ条件ではじめたとすると、月4万円のスワップを得るために123か月かかりそうです…。
うーん、約10年かかることになるのか~。
2年前が異常だったのが一目瞭然ですね。笑
高金利通貨はちょっとリスクが…という方向けに米ドルでシミュレーションもしてみました!
スワップ投資まとめ
- 累計スワップ合計167,551円
- 今回の購入で建玉は110,000ZARと57,000TRY
- ヒロセ通商でのZAR運用は一旦撤退( ゚Д゚)
- 目標は毎月4万円の不労所得(スワップポイント)を得るまで
- 再シミュレーション結果では毎月4万円まで約10年積立で達成
読んでいただきありがとうございました◎
以下は、私が運用している商品ごとに飛べるリンク集を作りました。
商品によって毎月運用報告も載せておりますので何かの役に立てば幸いです。
Twitter(@dawasika2017)や匿名で質問できる質問箱も設けましたのでも何か質問等あれば遠慮なく言ってください!