FXって上の会話みたいなイメージありませんか?私もそう思っていました。
そもそもFXとは?
・FXとは外国為替証拠金取引の事
・FXはレバレッジをかけて取引ができる
・FXは株と違い24時間の取引ができる
FXがハイリスク・ハイリターンで危険とイメージを持たれがちなのはレバレッジをかけるからなんですよね。
レバレッジとは?
レバレッジとは「てこの原理」と言われますが、FX取引において、
少ない資金で大きな金額の取引出来ることをレバレッジ効果と呼びます。
例えば、10万円の資金に対して100万円分の取引をした場合
レバレッジ比率は10倍となります。
図にしてみましたが、絵心無い私が挑戦した結果です。笑
見てくれは残念ですが、レバレッジについてイメージつきますよね?
ここから本題のFXでリスクを抑えて効率的な資産運用する方法についてです。
FXでリスクを抑えて資産運用をするために①レバレッジを1倍にする
まず1つ目ですね。
FXには含み損が大きくなりすぎた場合にロスカット(強制決済)というものがあります。
基本的には買いポジションを持った価格から、価格が「レバレッジ分の1」下落した場合ロスカットになります。
1ドル=100円のときに、レバレッジ10倍で買いポジションを持った場合ロスカットは何円?
レバレッジ10倍、つまり価格が10分の1下落したらロスカット。
つまり、100円÷10=10 なので、100円-10=90円 でロスカットされます。
まとめ
1ドル=100円のときに買ったポジションは
10円下がった1ドル=90円のときにロスカットされる
ロスカットの計算方法、案外簡単じゃないですか?
この調子でレバレッジ1倍の場合も見ていきましょう。
1ドル=100円のときに、レバレッジ1倍で買いポジションを持った場合ロスカットは何円?
先ほどと同じように計算してみます。
レバレッジ1倍、つまり価格が1分の1下落したらロスカット。
つまり、100円÷1=100 なので、100円-100=0円 でロスカットされます。
まとめ
1ドル=100円のときに買ったポジションは、
100円下がった1ドル=0円のときにロスカットされる
あなたは将来的に1ドル=0円になると思いますか?
ちなみに、米ドル/円の史上最安値は75.54円(2011/10/31)。
ギリシャ発のヨーロッパ金融危機で世界的な金融不安が広がり、史上最安値が更新されたのは記憶に新しいですよね。
米ドル/円に関して言えば、レバレッジ4倍でも史上最安値付近までの下落なら耐えれます。
そのため、レバレッジ1倍であればほぼリスクはゼロと考えていいと思いますが、FXの良さは消えてしまいます…。
メリット
ロスカットリスクは極めて低い
デメリット
安全重視な分資金効率は悪くなる
リスクは極力抑えて、より効率的に運用するには?
現在(2018/9/20)の価格1ドル=112円で見ると、レバレッジ3倍がおすすめです。
つまり1ドル=112円のときに買ったポジションが、史上最安値の75.54円よりも下である1ドル=74.6円になるまでは耐えることができます。
史上最安値を更新するかも知れない!と考えた場合は3倍よりレバレッジを低くすればいいのです。
FXって、ロスカットラインをしっかり抑えて運用すれば効率的な運用方法ではないですか?
レバレッジを低くするだけでも十分リスクは抑えれることが分かりましたね。
FXでリスクを抑えて資産運用をするために②積立FX(定期外貨取引)をする
今までのFXでは、レバレッジを効かせて短期売買する裁量トレードが主流で、大儲けするか、大損するという、まさにギャンブルに近い雰囲気でした。
積立FX(定期外貨取引)は、SBIFXトレードが提供しているサービスのことで、”低レバレッジ”と”積立”の合わせ技でよりリスクを抑えることができます。
- 投資経験がないFX初心者も簡単にスタートできることが魅力
- 積み立て金額は1ドル(100円)からOK
- 一般的な外貨預金と比較すると手数料は圧倒的有利
- 100%信託保全なので、業者が破たんしても預け入れた資産の100%が保証
出典:金融庁のHP
ドルコスト平均法では定額で積立で購入することにより購入単価を平均化することが出来ます。
積立FX(定期外貨取引)を外貨定期預金と比較してみた
- 手数料(FX:スプレッド)
- 金利(FX:スワップポイント)
- 取引業者が破綻した場合
積立FXの手数料は外貨定期預金より格段に安くなる?
まず外貨定期預金について見ていきますね。
通常、大手銀行で1ドルを買う場合、片道1円の為替手数料が必要です。
つまり、1ドル100円のとき手数料は1%相当。
運用した後に再び円に戻すだけで、為替手数料は合計で2%相当。
金利でこの手数料を取り戻すには、大変な時間がかかりますよね。
なので、円安で為替差益を大幅に得ないと、利益を上げるのはかなり大変です。
円安になるかどうか予想できれば苦労はしないんですが…。
一方、SBIFXトレードを例に出しますが、1ドルあたりFXだと0.27銭(1円=100銭)。
ちなみに、積立FXのサービスでも5銭。
手数料だけ見ても約370倍もの差が・・・!
銀行や証券会社から外貨定期預金を勧められるイメージありますが、どうなんでしょう?
手数料だけでこんなに差があるって知ってもやりますか?
というか外貨定期預金を始めただけで銀行は2%儲かり、投資家は2%損をするようなものでは…。
続いて、金利(スワップポイント)についても見ていきましょう。
金利(スワップポイント)はどちらがお得?
FXの場合、外貨預金の金利に相当するものをスワップポイント(2通貨間の金利差のこと)と言います。
金利とスワップポイントはどれくらい違うでしょうか。
大手銀行とFXで比較してみましょう。
データ取得日は2018年9月29日です。
外貨定期預金金利(米ドル) | FXのスワップポイント(米ドル/円) |
---|---|
三菱UFJ銀行:0.62%~ みずほ銀行:0.40%~ りそな銀行:0.45%~ |
SBI FXトレード:2.21% くりっく365:2.38% |
ご覧の通り圧倒的にFXに軍配が上がりますね。
外貨預金の為替手数料は、FXに比べて何百倍も高く、金利(スワップポイント)はFXの3分の1にも満たしませんね。
取引業者が破たんした場合は?
FX業者や銀行が経営破たんしてしまったら、私たちのお金はどうなるでしょうか。
預入証拠金は、100%保護されます。
つまり、投資家に全額返還されるということです。
預入額が1円でも、1億円でも、全額戻ります。
外貨預金が手元に戻る保証はありません。
銀行の資産と負債の状況次第で、相殺や買取によっていくら戻るかが決まりますが、経営破たんしているのですから100%戻ると考えるのは難しいでしょう。
このようにFXと銀行では保護レベルが全く違います。
銀行は「預金」なので、安全そうなイメージありますよね。
しかし、FXの方が比較にならないくらい安全。
FXと株の違いは?
FXと株について簡単に比較してみましょう。
- 投資対象の数
- 資金効率
- 取引可能時間
FXと株の違い①投資対象の数
FXは約20種類、株は約3,600種類の投資対象があります。
FXは狭く深く、株は広く浅く取り組んでいくことになりそうですね。
FXと株の違い②資金効率
株でも実は3倍のレバレッジをかけることまではできます。
株に対してFXは25倍まで。
この差がFXの方が資金効率が高いことが分かりますね。
FXと株の違い③取引可能時間
FXでは平日24時間取引を行うことができますが、
株は平日の9時から15時までとFXと比べると短い時間しか取引できません。
たまに億を稼ぐFXトレーダーがテレビに出たりしますよね。
夜中に取引をしている様子をよく見ませんか?
簡単にFXと株の違いを述べましたが、Twitterで仲良くしてもらっているシンヤさんの記事を参考にしました。
まとめ
- FXはレバレッジ管理しっかりすれば怖くない
- レバレッジ1倍ならロスカットリスクは極めて低い
- 積立FX(ドルコスト平均法)でよりリスクを抑えることが可能
- 外貨預金するぐらいなら断然、100円から積立可能なFXで!
読んでいただきありがとうございました◎
以下は、私が運用している商品ごとに飛べるリンク集を作りました。
商品によって毎月運用報告も載せておりますので何かの役に立てば幸いです。
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