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知らなきゃ損!?WealthNavi(ウェルスナビ)の投資先を解説

放ったらかし自動売買が可能なWealthNavi(ウェルスナビ)で運用しているけど、投資先について実はよく知らないという方は結構多いはず。

この記事ではそんなあなたのお悩み解決に役立てばと思い私自身全く分からなかったので、簡単にまとめてみました。

WealthNavi(ウェルスナビ)で運用している方でなくても、様々なETFの勉強にはなると思いますのでじっくり読んでみてくださいね。

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そもそもWealthNavi(ウェルスナビ)とは?

https://i0.wp.com/www.wealthnavi.com/image/5/top/feature_graph.png?ssl=1ウェルスナビ(WealthNavi)とは世界水準の金融アルゴリズムを提供する、投資経験者に選ばれているロボアドバイザー(資産運用のアドバイスや補助をしてくれるサービスのこと)です。

一番の特徴は資産運用の手間を「ゼロ」にしてくれることですね。運用が全て自動化できるので、忙しいサラリーマンにもピッタリです。

メリット・デメリット等の詳細記事はこちらからじっくり読んでみてくださいね。

【WealthNavi(ウェルスナビ)】これぞ初心者おすすめ放ったらかし資産運用 最近ウェルスナビとかロボアドバイザーって聞くけど、よく知らないな…。 という方も多いと思います。 そこでこの記事ではそんな...

WealthNavi(ウェルスナビ)の投資先一覧

WealthNavi(ウェルスナビ)では下記6種類のETFで構成されます。
(配分はリスク許容度5/5でのシミュレーションした場合)

  • 米国株(VTI)
  • 日欧株(VEA)
  • 新興国株(VWO)
  • 米国債権(AGG)
  • 金(GLD)
  • 不動産(IYR)

WealthNavi(ウェルスナビ)で構成されるETFとは

そもそもETFとは、Exchange Traded Fundsの略で、「上場投資信託」のことで、簡単に分散投資ができるのが特徴です。

例えば、日経平均のETFを1本買うと、日経平均を構成する225銘柄を一気に買うのと同じことができるため、簡単に分散投資ができます。

さらに、株のようにいつでも売買可能で、売買するときの費用(売買手数料)や、保有している期間にかかる費用(信託報酬)も普通の投資信託より安いです。

米国株(VTI)について

名称 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
運用企業 ザ・バンガード・グループ・インク
経費率 年0.04%
配当スケジュール 四半期毎
上場取引所 NYSE Arca
設定日 2001年5月24日

VTIは「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(アメリカ経済の動きを表す代表的な株価指数)」のパフォーマンスへの連動を目指しています。

超有名企業から中小企業まで、3,800以上の企業から構成された、言わばアメリカ株のすべてに投資ができるような商品になります。

VTIの保有上位銘柄は知っている企業ばっかりです。

VTI保有上位銘柄(2018年6月30日時点)

  1. Apple 2.9%
  2. Microsoft 2.7%
  3. Amazon 2.5%
  4. Alphabet(Google) 2.4%
  5. Facebook 1.7%
  6. バークシャーハサウェイ 1.3%
  7. JPモルガン・チェース 1.3%
  8. エクソン・モービル 1.3%
  9. ジョンソン・エンド・ジョンソン 1.2%
  10. バンク・オブ・アメリカ 1.0%

パフォーマンス実績は設定来で基準価額リターン7.15%と好成績なため、VTIは世界最大の投資信託企業バンガードでも一番人気のETFです。

参照:バンガード®・トータル・ストック・マーケットETF

日欧株(VEA)について

名称 バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF
運用企業 ザ・バンガード・グループ・インク
経費率 年0.07%
配当スケジュール 四半期毎
上場取引所 NYSE Arca
設定日 2007年7月20日

アメリカを除いたFTSE先進国インデックスのパフォーマンスへの連動を目指しています。

VEAは先進国株式を投資対象としたETFで、銘柄数は約3900あります。

VEA国別構成比率(2018年6月30日時点)

  1. 日本 22.2%
  2. 英国 15.9%
  3. カナダ 8.4%
  4. フランス 8.2%
  5. ドイツ 7.8%
  6. スイス 6.3%
  7. オーストラリア 6.2%
  8. 韓国 4.5%
  9. 香港 3.2%
  10. オランダ 2.9%

意外にも日本への投資比率が高めなんですね。

パフォーマンス実績は設定来で基準価額リターン1.71%と先程のVTIと比べるとちょっと物足りない感じ…。

組込銘柄の上位銘柄はシェル石油、ネスレ等の巨大グローバル企業となっています。日本のトヨタ自動車も入ってきていますね~!

VEA保有上位銘柄(2018年6月30日時点)

  1. ロイヤル・ダッチ・シェル 1.5%
  2. ネスレ 1.2%
  3. サムスン電子 1.2%
  4. HSBCホールディングス 1.0%
  5. トヨタ自動車 0.9%
  6. ノバルティス 0.9%
  7. ロシュ・ホールディング 0.8%
  8. トタル 0.8%
  9. BP 0.8%
  10. ユニリーバ・ジャパン 0.8%

参照:バンガード®・FTSE先進国市場(除く米国)ETF

新興国株(VWO)について

名称 バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ
運用企業 ザ・バンガード・グループ・インク
経費率 年0.14%
配当スケジュール 四半期毎
上場取引所 NYSE Arca
設定日 2005年3月4日

新興国市場株に投資するため、リスクは高いもののリターンも期待できる傾向があります。

パフォーマンス実績は設定来で基準価額リターン6.47%と結構いい感じ。

新興国を投資対象としたETFになり、構成国比率は中国、台湾、インドで6割を超える比率になっています。

VWO国別構成比率(2018年6月30日時点)

  1. 中国 36.4%
  2. 台湾 14.6%
  3. インド 11.1%
  4. 南アフリカ 7.0%
  5. ブラジル 6.5%
  6. ロシア 3.7%
  7. タイ 3.6%
  8. メキシコ 3.3%
  9. マレーシア 3.1%
  10. インドネシア 2.1%

組込銘柄はぶっちゃけアリババしか知らなかったのですが、1番多く組込まれているテンセントという会社は「Wechat」のアプリ等を作っている世界最大のゲーム会社でした。

いかに私が世界の有名企業を知らないかが露呈してしまいましたね。笑

VWO保有上位銘柄(2018年6月30日時点)

  1. テンセント・ホールディングス 5.4%
  2. アリババ・グループ・HD 3.6%
  3. 台湾セミコンダクター 2.0%
  4. ナスバーズ 2.0%
  5. 中国建設銀行 1.5%
  6. バイドゥ 1.3%
  7. 中国工商銀行 1.1%
  8. 中国平安保険 0.9%
  9. 中国移動通信 0.9%
  10. 住宅開発金融会社 0.9%

参照:バンガード®・FTSE・エマージング・マーケッツETF

米国債権(AGG)について

名称 iシェアーズ・コア 米国総合債権市場ETF
運用企業 ブラックロック・ファンド・アドバイザーズ
経費率 年0.05%
配当スケジュール 毎月
上場取引所 NYSE Arca
設定日 2003年9月22日

アメリカの債権市場全体への投資になります。

初めてバンガード社じゃなくなりましたね。バンガード社にも似たような商品でBNDというのがあるみたいですが、BNDよりも歴史が長いようです。

パフォーマンス実績は設定来で基準価額リターン3.7%と結構いい感じ。(2018年9月30日時点)

2008年のリーマンショック時の下落率がわずか5%程度と金融危機に強いですね。

AGG資産構成(2018年10月9日時点)

  1. 財務省 38.68%
  2. モーゲージ・パススルー証券 27.61%
  3. 資本財・サービス 15.18%
  4. 金融機関 8.20%
  5. 政府機関 2.69%
  6. 商業用不動産担保証券 1.99%
  7. 公益事業 1.84%
  8. 国際機関 1.47%
  9. ソブリン債 0.98%
  10. 地方自治体 0.87%

保有銘柄は見ても全く分からなかったので載せません!!笑

気になる方は参照元をご覧くださいね。

参照:iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF

金(GLD)について

名称 SPDR ゴールド・シェア
運用企業 ワールド・ゴールド・トラスト・サービシズ・エルエルシー
経費率 年0.40%
配当スケジュール なし
上場取引所 NYSE Arca
設定日 2004年11月18日

金融危機など有事の際の防衛資産として活躍する、リスク回避的な銘柄。純資産総額は4兆円近くで世界最大の金ETFです。

パフォーマンス実績は設定来で基準価額リターン6.96%と結構いい感じ。(2018年9月30日時点)

金自体は利益を生まないので、配当金がないことには注意が必要ですね。

株式は発行会社の倒産リスク、為替は国家破たんなどのリスクがありますが、金は永久的に価値がある資産と言われているため、安全思考の方はよく買われる傾向にあります。

参照:SPDR®ゴールド・シェア
参照:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)

不動産(IYR)について

名称 iシェアーズ 米国不動産ETF
運用企業 ブラックロック・ファンド・アドバイザーズ
経費率 年0.46%
配当スケジュール 年4回
上場取引所 NYSE Arca
設定日 2000年6月12日

アメリカの不動産投資信託に投資することになります。

パフォーマンス実績は設定来で基準価額リターン9.55%とかなりいい感じ。(2018年9月30日時点)

しかし、リーマンショック時には75%もの大暴落が発生している、リスクと隣り合わせの商品ですので、アメリカ経済が悪化して不動産価格が暴落した際には注意が必要ですね。

一応、IYR保有上位銘柄を記載しますね。

IYR保有上位銘柄(2018年10月9日時点)

  1. AMT 6.29%
  2. SPG 5.23%
  3. CCI 4.45%
  4. PLD 4.08%
  5. EQIX 3.20%
  6. PSA 2.91%
  7. AVB 2.42%
  8. EQR 2.33%
  9. WELL 2.30%
  10. WY 2.24%

つらつらと保有上位銘柄並べましたけど、私も声を大にして言いますね。

かっしー
かっしー
いや、だからなにそれ!?

一言でアメリカREITというくくりで終わらせていいですかね。笑

主に住宅や店舗、オフィスをメインに投資していると考えれば大丈夫でしょう。

IYR資産構成(2018年10月9日時点)

  1. 専門不動産投資信託 30.71%
  2. 住宅用不動産投資信託 13.40%
  3. 店舗用不動産投資信託 13.21%
  4. オフィス不動産投資信託 9.88%
  5. ヘルスケア不動産投資信託 8.76%
  6. 工業不動産投資信託 6.16%
  7. ホテル・宿泊施設不動産投資信託 5.01%
  8. 抵当不動産投資信託 4.78%
  9. 各種不動産投信(REIT) 3.78%
  10. 不動産サービス 2.08%

参照:iシェアーズ 米国不動産 ETF

まとめ

「VTI」「VEA」「VWO」によって、世界全体の株式に投資することになります。

どのETFも経費率がかなり安かったことにお気づきでしょうか。

ウェルスナビでは手数料1%かかります。

実は、自分でSBI証券などの証券会社から購入したほうが安いのです。

しかし、それが出来るのってある程度投資の経験がある方だけですよね。

なので、ウェルスナビは初心者向け商品と呼ばれるんです。

今回調べて思いましたが、それでも投資に無知な人でも自動で放ったらかしで運用してくれるウェルスナビは優秀だと思います

※無料で登録。最短3分程度で完了します。

読んでいただきありがとうございました◎

以下は、私が運用している商品ごとに飛べるリンク集を作りました。

商品によって毎月運用報告も載せておりますので何かの役に立てば幸いです。

Twitter(@dawasika2017)や匿名で質問できる質問箱も設けましたのでも何か質問等あれば遠慮なく言ってください!